えっ!たんぱく質が病気の原因に?

たんぱく質と病気には、大きな関係があります。

こんなことをお話しすると、ほとんどの方が驚かれます
実は、こんなウソのような本当の話があるのです。

今日は、その理由や仕組みについてくわしくお話します。
ぜひ最後まで楽しんで聴いて頂けると嬉しいです。

この記事は、音声でもお楽しみいただけます。

たんぱく質は、病気の原因になる

たんぱく質は、身体のあらゆる機能に関係しています。
なので、たんぱく質が身体の中で正常に働かないと病気になる。
これは当たり前のことなのです。

これだけではチョット分かりづらいと思うので、具体例をお話します。

例えば、がんの場合。

がんは遺伝子に傷がつき、がん細胞の分裂に制御が効かなくなる病気です。
でも、遺伝子に傷がついたり変異したりすることは、身体の中では日常的に起こっています。
そして、通常はがん抑制遺伝子によって修復され、病気の発生とはなりません。

がんになってしまうのは、抑制遺伝子の命令で働くはずの、がん抑制たんぱく質がうまく機能しない場合なのです。

また最近の研究では、たんぱく質のミス・フォールディング(説明が難しくなるので割愛します)が引き金となり、次のような病気が発生する可能性が指摘されています。

・パーキンソン病
・アルツハイマー病
・筋ジストロフィ―

このように多くの病気と関係するたんぱく質。
しっかりバランスよく摂取していきたいですね。