入浴時間が長すぎると不調に?

このラジオをお聴きのあなたなら。
『シャワーより湯船につかりましょう』この考えに異論はないでしょう。

では『入浴時間は長すぎると不調になる』と言われたらどうでしょう?
今日は、勘違いしやすい健康の常識について、くわしくお話します。
ぜひ最後まで楽しんで聴いて頂けると嬉しいです。
この記事は、音声でもお楽しみ頂けます。

入浴時間が長すぎて不調に

湯船につかることで、良い眠りにつけるようになります。
これは医学的にも間違いのない事実なのですが。。。
あなたがもし。

・肌の乾燥が気になる
・アトピー性皮膚炎で悩んでいる

このような状態であれば、あまり長くつかるのはよくありません。

なぜなら、お湯に長時間つかっていると『肌表面の老廃物だけでなく、必要な皮脂まで溶け出して防御機能が弱くなる』から。
長くても湯船につかるのは、15分くらいにしておきましょう。

また半身浴の場合でも、15分を目安にするようにしましょう。
長時間の入浴で汗をかきすぎると、肌だけでなく身体の中の水分まで失われる(身体が渇く)状態となってしまいます。
さらに湯船につかりすぎることで、体力を奪われている場合もあります。

三軒茶屋あおば整体院に来院された患者さんで、『いつも疲れてる』という方がいらっしゃいました。
問診でいろいろとお話ししているなかで、お風呂について尋ねたところ。
『毎日40分~50分くらい湯船につかっている』とのこと。

毎日これだけ長い時間入浴していると、あきらかにそこで体力を消耗しています。
その方に、まずは入浴時間を15分まで短くしてもらったところ、1ヶ月も経たずに不調が改善しました。

あなたがもし『冷えを解消したい』という場合でも、入浴だけにこだわらず身体を温める食べ物など。
外側から温めるだけでなく、内側からのケアを意識してみてください。