【本の紹介】60歳から食事を変えなさい

週1回のペースで、オススメの本の紹介をしています。
今日ご紹介したいのが『ずっと元気でいたければ60歳から食事を変えなさい』という本です。
何とも強烈なタイトルですが、著者が森由香子(もりゆかこ)さんという管理栄養士の方です。

今回この本を紹介したいと思った理由が、年齢を絞った内容だったから。
一般的な食事や健康の本は、色々な年齢の方に向けた内容が多いです。

いわゆるターゲットを広げ過ぎてしまうと、抽象的な話になることも多く、
こうして、年齢や性別そして職業などに合わせた情報だと、成果が出やすいものも多いです。

そこで今回は、60歳を過ぎた、もしくはもうすぎ60歳という方に向けたこの一冊を紹介します。
もちろん今30代や40代の方が読まれても楽しめる一冊ですよ。

この記事は、音声でもお楽しみいただけます。

『はじめに』の部分にも、この本の特徴が分かりやすくこんな感じで書かれています。

60歳を過ぎても、若い頃と同じような感覚や知識にそった食生活を続けていると、
糖尿病・脂質異常症・高血圧をはじめ、脳梗塞や心筋梗塞といった生活習慣病のリスクが上がってしまいます。
(中略)
また、年をとってきたからと粗食にしてしまうと、筋肉や骨の量が減って運動機能に問題をきたしたり、疲れやすくなったり、心身の健康状態に支障をきたしてしまいます。
(中略)
60歳からの心身の変化に合った食事を心がけて、元気と若々しさを保ちましょう。
ぜひとも、健康で充実したセカンドライフを謳歌してください。
転ばぬ先の杖として、本書をご利用いただけたら幸いです

もう少し本の内容がイメージしやすいよう、目次の部分を紹介します。

・年齢によるからだの変化に食べ方を合わせる
・たんぱく質ファーストで筋力低下を防ぐ(60代ならではだと思います)
・カルシウムだけでは骨粗しょう症は予防できない
・脳の健康を守って認知症リスクを下げる食べ方
・見た目の若さを保つためにも、やはり食事が大切
・病気になりたくなければ、いまこそ食習慣を改める
・60歳からは栄養不足にも気をつける

こんな内容の1冊になります。
もしご興味あれば、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

そして例によって例のごとく、図書館にもあるかなぁと思います。
もし、図書館になかったり、借りるのではなく購入したいという場合は、こちらのリンクからどうぞ。