【レター返信】50代で、体力が持続しないことに悩んでいます

『最近、疲れがとれなくて』そんなお悩みありませんか?
先日レターでこんな質問をいただきました。
『体力が持続しない事に悩んでいます』

今日はこちらの質問に、声で回答させていただきます。
いつもより少し長めの放送になってしまいますが、ぜひ最後まで聴いて頂けると嬉しいです。

この記事は、音声でもお楽しみいただけます。

疲れ知らずの身体を手に入れるためには?

まずは頂いたレターから、読んでいきますね。

最近、体力が持続しない事に悩んでいます。
通勤してフルタイムで勤務するだけでグッタリ疲れてしまうのは、年齢的に仕方がないものなのでしょうか?
50代になり閉経しつつあることも、きっと関係あると思いますが、日常生活で気をつける事などアドバイス頂けると幸いです。
よろしくお願いいたします。

このようなお悩みのご相談です。
まずは、レターを頂きありがとうございます。

これからご質問に答えていきますが、詳しい検査や問診を行ったうえでのお話ではありません。
頂いた情報の中だけのお話になるので、私の経験と勘によるものが多いので、もしかしたら対策が合わないものもあるかもしれません。
お話を聴いていただき、実際に身体の反応を見ながら、対応して頂けるとうれしいです。

体力が持続しない(疲れがとれづらい)理由

50代女性で体力や気力が持続しないのは、2つの原因が考えられます。

・自律神経の乱れ
・運動不足

それぞれ、くわしくお話していきます。

自律神経が乱れてませんか?

40代から50代ころの女性の身体は、更年期による自律神経の乱れで、睡眠の質が低下している可能性があります。
更年期の時期(45〜55歳頃)は、年齢を重ねることにより女性ホルモンの減少し、自律神経が不安定になります。
そして自律神経が乱れたカラダは。

・睡眠時間が短くなる
・ぐっすりと眠れない

いわゆる眠りの質が低下し、疲れがとれづらくなってしまいます。
疲れが完全に取れずに1日をスタートするので、途中でエネルギー切れとなってしまうのです。

また、50代は、子どもの独立・親の介護などの「ライフステージの変化」や、自身の「体力の衰え」といった要因により、ストレスを抱えやすい時期となる方も多いです。
このようなストレスが原因で自律神経が乱れと、眠りの質が低下し疲れやすくなります。

運動不足になってませんか?

女性は男性とくらべ筋力が低く、年齢をかさねることで人は基礎代謝量が減少しやすくなります。
このため、エネルギーが足りなくなったり『活性酸素』が発生しやすくなったりして、疲れを感じることも多いです。
仕事中の姿勢で座ることが多い、日頃から体を動かす機会が少ないなど、運動不足に心当たりがある方は要注意といえます。

50代以降は、若い頃よりも疲労回復が遅くなりやすいです。
特に筋力低下による疲労の場合、「ゆっくり休めば回復する」という疲れ方ではなく、「一日中疲れが取れない」と感じるそんな方が多いです。

50代で体力が持続しない(疲れやすい)方の特徴3選

50代で体力が持続しない(疲れやすい)方は、一般的に次の3つの特徴があります。

生活リズムが乱れている(睡眠不足)
運動する習慣がない
食事量が少ない(タンパク質の摂取不足)

疲れを回復させるには、十分な睡眠が必要です。
特に不規則な生活・仕事などで睡眠が不足していると、疲れが溜まりやすいので要注意です。

また、日頃からあまり運動しない人たんぱく質が不足している人は、筋力がだんだんと低下してきます。
筋肉が少ないと代謝量が減り、エネルギーが不足しがちになるため、疲れが取れなくなります。
また年齢を重ね食欲が低下する傾向の方も多く、食事(たんぱく質)をきちんと摂れているか見直すことも大切です。

体力を維持し元気な毎日になるための6つのヒント

疲れを取るためのセルフケアとして、これから6つのアドバイスをさせて頂きます。
ポイントとなるのは『習慣をちょっとだけ見直す』こと。

最初から6つすべては無理でも、取り組みやすいものからチャレンジしてみましょう。

① 大豆食品(植物性のたんぱく質)を積極的に食べる
② ビタミンB1・B2・鉄分を積極的に摂る
③ ウォーキング・ストレッチなどの軽い運動を行う
④ 湯船につかる
⑤ 早寝早起きをする(12時前にはベットに入る)
⑥ 1日7時間程度は寝る(寝入りを大切に)