【完全保存版】現役院長が教える・ギックリ腰の正しい治し方

あなたの腰は、大丈夫ですか?
いきなり何を言いだすんだ!!と思った方もいるかと思いますが。
最近、スタエフの中で『ギックリ腰になる方が増えている』という声をよく耳にするようになりました。

そして、実際にギックリ腰をやってしまった。。。
そんなリスナーさんからの緊急のSOSに答え、以前YouTubeでお話した『ギックリ腰の治し方』の動画をご覧いただきました。
そして、みなさんから『本当に助かった』と喜びの声を多数いただくことに。

確かに、この寒い時期は三軒茶屋あおば整体院でも、ギックリ腰の患者さんが急増します。
そこで、スタエフを利用されている方が、ギックリ腰になった時に困らないようにと考え。
私が以前YouTubeでお話した内容を動画ではなく、声で収録し直したものを配信。
それを『あとで聴くリスト』などに保存してもらい、みなさんにお守り替わりにしてもらったらどうかなと考えました。

今回お話する内容は、わたしがこれまで数千人のギックリ腰を治療した経験をもとに編み出した。
『早い期間で』さらに『安心、安全、確実に治す』こんな正しいギックリ腰の治療法になります。

ぜひ最後までお聴きいただき、いざという時すぐに聴けるようにしてもらえたら嬉しいです。
この記事は、音声でもお楽しみいただけます。

ギックリ腰の早くて正しい治し方

ギックリ腰の痛み。。。もう本当に大変ですね。
今、こうして聴いているあなたも、動けず苦しんでいるかもしれません。

そして『この痛みを。。。1秒でも早く何とかしたい』そんな気持ちだと思います。
これから早く楽になる方法をお伝えしますね。

まず、今はズゴく強い痛みがあるので、集中して話を聴けないかもしれません。
なので、まず最初にやって頂きたいことは。。。

どんな態勢でもいいです。
横になったままで全然かまわないし
座ったままでも

まずは、あなたが一番楽な姿勢をみつけ、その態勢で耳を傾けてください。

では、早速はじめていきましょう!
あなたのギックリ腰を1秒でも早く治すためには。
この4つのステップに沿って対応してみてください。

step1:とにかく安心する
step2:楽な姿勢をとる
step3:できるだけ動かす
step4:再発予防を考える

それぞれ、くわしく説明しますね。

step1:とにかく安心する

最初のステップは『とにかく安心する』です。

『えっ。。。何をいってるんだ、早く治療法を教えろ!!』
と、あなたは思っているかもしれませんが。。。。

最初は、本当にこの安心するということが大切なんです。
なぜなら、ギックリ腰になった直後は。

痛い。。。どうしよう。。。痛い。。。どうしよう
こんなことが、頭の中をグルグル回ってパニックみたいな感じになってしまうんです。

特に、はじめてギックリ腰をやってしまった、という時はそんな傾向があります。
そのパニック状態の時には、身体が緊張しているので、余計に動かなくなってしまいます。
しかも、この緊張した状態で無理に動くと、かえって症状が悪化してしまう場合も。
なので落ち着くことが大切なのですが。。。

でもやっぱり『明日も動けなかったら。。。』とか『仕事や家事をどうしよう』となってしまうと思うんです。
ただギックリ腰の場合は、数日すれば痛みは必ずやわらいできます。
だから、まず安心してください。
あなたの腰は、時間がたえば必ず楽になってきます。

例えば、足がつったことって経験ないですか?
ギックリ腰は、あの足がつってしまう状態が腰で起こっているだけなんです。
なので、足がつったのと同じように、時間がたつと回復します。

くり返しになりますが、痛みは数日たつと和らいできますので、まずは安心してください。
そして、気持ちが落ち着いたところで、次にやって欲しいことが、次のステップになります。

step2:楽な姿勢をとる

次のステップは、楽な姿勢をとるです。
ギックリ腰となってしまい、痛みが強い場合には、とにかく楽な姿勢で過ごして下さい。
例えば、こんな姿勢です。

・膝を軽く曲げて(膝をかかるよな姿勢で)横向きに寝る
・仰向けで、膝を軽く曲げる(クッションなどを入れるとよい)
・仰向けで、低めの台に足をのせる(タオルなどの上でもOK)

このような楽な姿勢で過ごしていると、必ず数日で楽になってきます。
そして、楽になってきたら次のステップになります。

step3:できるだけ動かす

数年前までは、ギックリ腰のあとは絶対安静という考え方が一般的でした。
しかし、最近ではいろいろな研究がなされ、こんな対応がスタンダードに。

『楽になったら、とにかく動かせ』これがギックリ腰の最新のエビデンスです。

安静期間が長くなりずっと動かない生活になると、筋肉が固まってしまいます。
そして、腰周辺だけでなく背中の筋肉なども硬くなるこことで、回復が遅れてしまう。
このようなことが、最近の研究でわかってきたのです。

一般的には『グキッ』とやってしまって、平均すると3日~4日で少しづつ症状が和らいできます。
この少し楽になってきた状態からは、動かせる部分は積極的に動かすようにしましょう。

そして、ここまでのステップをキチンと守って対応すれば。
あなたの腰は、おそらく2~3週間程度で、かなり楽になってくると思います。

ただ、ここで安心してしまうことが多いので、最後ステップ。
そして、とても大切な事をお伝えします。

step4:再発予防を考える

最後のステップは、再発予防を考えるです。

三軒茶屋あおば整体院のギックリ腰の患者さんを追跡調査すると、その後1年間で約1/5の患者さんが再発しています。

もう二度とこのような痛みで苦しまないように、あなたには『楽になったあとの再発予防』も考えてもらいたいのです。
そして、再発予防を考える際のポイントとしては次の4つになります。

1:日常生活で無理な姿勢を取らない
2:できるだけストレスを軽くする
3:体重を管理する(肥満を防ぐ)
4:適度な運動をする

腰が痛くない時も、この4つを意識して生活するよう心がけましょう。
今回は『ギックリ腰の治し方』こんなテーマでお話しました。

ギックリ腰だけでなく、腰痛に関するYouTubeでの動画解説を概要欄に貼っておきます。
ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。