先日ラジオの配信で『本の紹介・長生き食事術』という配信をさせて頂きました。
まだ聴いてないよという方は、こちらからお聴きになれます。
そのコメント欄で、こんな質問を。
いつもありがとうございます。
糖質について、先生のお考えをまたお聞かせください
といったご質問でした。
コメント本当にありがとうございます。
糖質については、過去の配信でも一言二言と。
私なりの考えはお話しているのですが、今回はじっくり。
あくまで私の個人的な見解になりますが、お話していきます。
ぜひ最後まで楽しんで聴いて頂けると嬉しいです。
この記事は音声でもお楽しみ頂けます。
糖質は悪者ではありません
まずはじめに今回の話の結論をお伝えします。
あくまで個人的な見解ですが。。。
『糖質』は、すべて悪いものという考えは、間違っています。
そして『糖質』をまったくとらない生活では健康にはなれません。
健康的に毎日を過ごす(痩せたい)のであれば『糖質』を摂取しないではなく、
あなたの身体に必要な分だけの『糖質』を摂取。
そしてタンパク質やミネラルなどの栄養でカロリーを補うことが大切です。
でもあくまで個人的な見解だよね?
そんな意見もあるかと思いますので、どうして悪者ではないのか?
糖質が必要な理由からお話していきたいと思います。
糖質が必要な理由
私が糖質が大切だと考えるのは、この3つの理由からです。
①糖質はグリコーゲンとして身体の中に蓄えられ、筋肉の活動をサポートするから
②糖質を摂取➡血糖値が上昇➡インスリン分泌➡タンパク質の合成促進➡筋肉量増加するから
③三大栄養素である炭水化物(糖質+食物繊維)は、全体の約60%を占めるのが理想的だから
と、このような理由から糖質は、身体に必要なものだと考えています。
しかし、摂りすぎもよくありません。
そこで、糖質摂取で気を付けたいポイントについてお話します。
糖質摂取で気をつけたいポイント
糖質摂取で気をつけるポイントがズバリ『適量』です。
もう少し優しい表現をするならば、摂りすぎないこと。
では、どんなことに気をつければ適量となるのか?
ポイントは3つです。
①GI値の低い食べ物を選ぶ
GI値とは
Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指標のことです
※GI値が低い食材は、血糖値が緩やかに上昇、体に負担なくインスリンを分泌してくれます
詳しい数値は、興味がある方はぜひ検索して欲しいのですが。
具体的にGI値が低い食品は。
・いも類(じゃがいも以外)
・根菜類
・かぼちゃ
・十割そば
・豆類、ナッツ類
②糖質以外の栄養素の含まれているものを選ぶ
③低品質な糖質オフ、糖質ゼロの食品には要注意
糖質が悪者ではない理由の最後として、糖質が不足すると、どんなリスクがあるのか?
についてお話していきたいと思います。
糖質が不足するとこんなリスクが
糖質は不足しても健康に悪い影響を与える可能性があるため注意が必要です。
糖質の不足によってつぎのようなリスクが発生します。
・疲労感が生じたり集中力が低下したりする
・死亡リスクが上昇する
(炭水化物から摂取するカロリーが総カロリーの50〜55%だった人たちが最も総死亡率が低く、平均期待余命が最も長いという報告があります)
ここまでの理由で、糖質は悪者ではなく、必要なもの。
ただし適量がポイントというのが、私なりの答えになります。