『糖化』という言葉を聞いた事がある方も多いでしょう。
では、たんぱく質と糖化って関係あるの?と聞かれたらどうでしょう。
実は、この糖化を意識しないと、せっかく摂取したたんぱく質が大変なことに。
今日は、たんぱく質と糖化の関係について、分かりやすくお話します。
ぜひ最後まで楽しんで聴いて頂けると嬉しいです。
この記事は音声でもお楽しみ頂けます。
たんぱく質が糖化するってどんなこと?
たんぱく質は、脂質や糖と結びつくとどうなるか?ご存じですか。
おそらく言葉は聞いたことあるという方もいると思いますが、この結びつきが『糖化』というものです。
身体にはあまり良くない現象として『身体のサビつき(活性酸素によって身体が酸化してしまうこと)』がありますが、糖化は『身体のコゲ』と呼ばれ、サビつきとあわせて、身体を老化させる原因となります。
では、どうしたら糖化してしまうのか?
それはズバリ、糖質のとり過ぎです。
少し難しい表現になりますが、血液中に余分な糖分があると、体内のたんぱく質や糖質と結びついて、細胞を劣化させてしまいます。
例えば、糖化によりコラーゲン繊維が破壊されてしまうと。
・肌は弾力を失ってしまう
・糖化で生み出された老廃物が皮膚細胞に沈着しシミやくすみに
・動脈硬化、腎機能の低下、骨粗しょう症、アルツハイマー認知症を引き起こす可能性
この怖い糖化を防ぐには、どうしたらよいでしょう?
・ごはんやパンなど炭水化物を減らす
・甘いお菓子などを控える
このように食事の制限も大切ですが、糖化が起きやすいのは、食後の血糖値が上がっているときです。
だれでも食後には血糖値が上がりますが、血糖値の急上昇をおさえる食べ方も工夫するようにしましょう。