健康診断で貧血気味と言われたので、レバーを食べるようにしています。
この考え方は、特に問題ありませんし、むしろ素晴らしいと思います。
でもその後に、こんな言葉が言葉が続いたらどうでしょう。
『レバーをしっかり食べているんですが、症状が改善しません』
なぜ血が足りない人が、レバーを食べても改善しないのか?
今回は、その秘密にせまっていきたいと思います。
ぜひ最後まで楽しんで聴いて頂けると嬉しいです。
この記事は音声でもお楽しみ頂けます。
血が足りないからレバーは間違い
血が足りない、いわゆる貧血に悩む方によくある症状といえば。
・すぐにめまいがする
・いつもフラフラする
・毎日のように立ち眩みがある
このような方は、医学的には血が足りない状態とされます。
血が足りない方は、上記以外にもこんな悩みがあったりします。
・肌が乾燥する
・髪がパサついて抜けやすい
・眠りが浅い
といった、色々な不調が発生します。
その対策として『血が足りないのでれば、レバーでしょ』となるのですが。
実は、こんなリスクもあるのです。
レバーやうなぎなどは、たしかに血を増やす効果はあります。
しかしこれらの食べ物は『動物性』なので、胃腸の負担になってしまうことがあります。
なので、レバーを頑張ってたべたのに消化吸収がうまく行かず、
結果、貧血の症状が改善されない。
このような方が非常に多いのが現実です。
では、胃腸に負担をかけず血を増やすには、どうすればいいのか?
まずは『植物性』の食べ物で、血をつくってくれるものを摂るようにしましょう。
植物性で一番手軽でオススメなのが『黒ゴマ』です。
ご飯にかけても、みそ汁にくわえても、和食なら比較的なんにでも合います。
どんなものにも、ゴマをかけ『しっかりと噛んで』食べましょう。
ちなみに貧血は血液中に鉄が充分にない状態なので、次のような食品を摂るようにしてください。
・赤貝
・あさり
・しじみ
・牡蠣(貝類)
・小松菜
・ほうれん草
・春菊
胃腸が弱めの方は、レバーにこだわらず野菜から食べてみましょう。