『良質なたんぱく質』は、どう判断すればよいか?

たんぱく質の大切、しかも良質なものを摂取する必要がある。
この記事を読んでいる方なら『そうだよね』と言われると思います。
そんなあなたに質問です。

『良質なたんぱく質は、どのようにすれば摂れると思いますか?』
こんな質問をされたとき、あなたは答えられるでしょうか。

今日はその答えと理由についてお話していきます。
ぜひ最後まで楽しんで聴いて頂けると嬉しいです。

この記事は、音声でもお楽しみいただけます。

良質なたんぱく質の見分け方とは?

身体のなかでは、毎日のようにたんぱく質が作られています。
ですので、たんぱく質の材料(アミノ酸)を毎日補給しなければ、私たちは生きていけません。

特に身体の中で作る事のできない『必項アミノ酸』は食事で摂取しなければなりません。
このような仕組みから『良質なたんぱく質』とは?
必項アミノ酸が、理想的なバランスで含まれる食品となります。
その理想的なバランスを確認する指標として『アミノ酸スコア』があります。

アミノ酸スコアとは?

どんな食べ物にもアミノ酸は含まれていますが、含まれる量には、ばらつきがあります。
人間に必要なアミノ酸バランスを数字で表したものが、アミノ酸スコアです。

アミノ酸スコアが高い食品

・鶏肉(鶏レバー)
・豚肉
・アジ
・イワシ
・サケ
・卵 など

また最近では、たんぱく質の『質』を正確に測定するDIAAS(消化性必項アミノ酸スコア)という判断基準も注目されています。
DIAASとは、アミノ酸のバランスだけでなく、消化のされやすさ、体内での利用効率などを総合的に評価した指標となります。

DIAAS(消化性必項アミノ酸スコア)について詳しくは、国際酪農連盟のこちら資料をご覧ください。

たんぱく質の品質の解釈 方法:DIAASへの変更