たんぱく質が足りないと、どうなるのか?

私たちが健康に過ごすために『たんぱく質が大切』これは多くの方がご存じの事実。
では『タンパクつが足りないと、どうなる?』と聞かれたらとどうでしょう。
う~ん。。と唸ってしまいそうなこの問題について、くわしくお話していきます。
ぜひ最後まで楽しんで聴いていただけると嬉しいです。

この記事は、音声でもお楽しみいただけます。

たんぱく質が不足すると?

たんぱく質は、身体のさまざまな働きに関係します。
だからこそ、足りなくなると慢性的な不調にも。

たんぱく質不足で起こる不調の例

・慢性疲労
・肩こり
・腰痛
・下痢
・冷え性
・むくみ
・貧血

これらの原因には、すべてたんぱく質が関係します。
マッサージやストレッチをしても改善されない場合は、食事の内容を見直してみましょう。

また『サルコペニア』という言葉を聞いたことありますか?
最近になって多くの方に発生している症状です。

◆サルコペニアとは

筋肉量の減少と機能低下を意味する言葉



このサルコペニアもたんぱく質不足が原因で発生します。
そして、筋肉量が減れば身体の機能が低下し、次のような病気のリスクも。

・心筋梗塞
・脳卒中
・糖尿病

そして怖いのが、高齢者のサルコペニアは、加齢による筋肉の減少に加え、食欲が落ち十分な食事がとれなくなることで加速。
(この負の連鎖をフレイルティ・サイクルと呼びます)

さらに恐ろしいのは、サルコペニアは気づかないうちに進行しているケースが多いということ。
現在は飽食の時代、十分に食べているつもりでも、たんぱく質不足とならないように注意したいところ。

このようなお話をすると『たんぱく質が足りてるか簡単に調べる方法はありますか?』こんな質問をいつも頂きます。
当院に来院される患者さんであれば血液データの解析をしながら確認するのですが、それが出来ない場合。
自宅で簡単に検査できるキットがあるんです。

気になる方は、こちらをチェック。