人間の身体は細胞で出来ています。
そして、その細胞がどんどん入れ替わっています。
これは、たんぱく質も例外ではありません。
たんぱく質は、どれくらいで入れ替わるのか?
今日はこの疑問にお答えしていきます。
ぜひ最後まで楽しんで聴いて頂けると嬉しいです。
この記事は、音声でもお楽しみいただけます。
たんぱく質は、〇ヶ月で入れ替わる
実感はないでしょうが、身体の中のたんぱく質は、分解と合成(ターンオーバー)を繰り返し、つねに入れ替わっています。
入れ替わりのスピードは、たんぱく質の種類によって大きな違いがあります。
医学的なちょっと難しい表現になりますが、たんぱく質の半分が入れ替わる期間を『半減期』と呼びます。
臓器や細胞単位で、この半減期を見てみると。
・肝臓➡約2週間
・赤血球➡約120日
・筋肉➡約180日
そして、大腸菌がもっているたんぱく質の中には、作られてから壊れるまで、数十秒しか持たないものもあるんです。
このように、スピードの差はありますが、私たちの体内のたんぱく質は、1日平均2~3%は生まれ変わっています。
難しい計算は割愛しますが、この流れから、私たちの身体のたんぱく質は、約3ヶ月で入れ替わってしまうのです。
つねに新しく新鮮なたんぱく質を作り出せるよう、食事の習慣は気をつけたいですね。