たんぱく質の意外な仕事とは?

たんぱく質には、あまり知られていない。
でもすごく重要な仕事(働き)があるのです。
どんな仕事か分かりますか?

今日は、たんぱく質の隠れた仕事について詳しくお話していきます。
ぜひ最後まで楽しんで聴いて頂けると嬉しいです。

この記事は、音声でもお楽しみいただけます。

たんぱく質は、運び屋です

身体の中で、色々な働きをするたんぱく質。
意外と知られていない仕事が『運び屋』なんです。

この運び屋の代表選手のたんぱく質が『ヘモグロビン』
ヘモグロビンは、血流にのって身体の隅々まで『酵素(こうそ)』を運んでいます。
また他にも運び屋さんたちは存在し、その一つが『キネシン』というたんぱく質。

先ほどのヘモグロビンとは違い、キネシンはATP(アデノシン三リン酸)を分解してエネルギーにして、自分自身で移動できるたんぱく質です。

また最近の研究では、キネシンはただ運ぶだけでなく、脳の神経細胞をコントロールする働きがあることが分かってきました。

たんぱく質が、色々なものを運ぶとは、ちょっと意外でしたよね(笑)