先日ラジオの配信で『卵は1日何個まで?』という配信をさせて頂きました。
まだ聴いてないよという方は、こちらからお聴きになれます。
そのコメント欄で、こんな質問を。
はじめまして。
去年、更年期障害と診断されて、たんぱく質を積極的にとるようにしてます。
なので卵は1日何個までの『今の考え方』を知ることができてうれしかったです。
シーチキンも食べるようにしているのですが。。。これも1日どれくらい食べて良いのか?
色々な情報があって困ってしまいます。
お時間ある時にお聴きできたら嬉しいです
といったご質問でした。
コメント本当にありがとうございます。
今日は、こちらの質問に答えていきたいと思います。
ぜひ最後まで楽しんで聴いて頂けると嬉しいです。
この記事は音声でもお楽しみ頂けます。
シーチキンは1日何個まで食べてもOK?
『シーチキン』は、一般的なツナ缶とちょっと違いがある。
こんな事実をご存じですか?
今回はそのあたりの説明をしながら『1日何個まで?』の質問に答えていきたいと思います。
そもそもシーチキンとは?
値段が手頃でいろんな料理に使えることで、大人気のシーチキン。
実は、ツナ缶とシーチキンはよく似ていますが、厳密にいうとちょっと違ったものなんです。
そもそもツナ缶とは、マグロの水煮缶や油漬け缶のこと。
一方、シーチキンは、はごろもフーズ株式会社さんの登録商標で、商品ブランド名です。
食べた食感が鶏肉に似ているため『海の鶏(シーチキン)』と命名されたと言われています。
その昔、ツナ缶がまだ日本で浸透していなかったころ、多くの人に食べてもらうために考えられたとされています。
ツナ缶との違い
ツナ(tuna)は、英語で『スズキ目サバ科マグロ属の魚』の意味。
ビンナガ、キハダ、メバチなど約15種類の魚の総称です。
一方、シーチキンはツナ缶の一種ですが、原材料は3種類の魚に限られています。
同じシーチキンでも、商品によって使用される魚が違うのも特徴です。
と、ここがツナ缶との大きな違いになります。
シーチキンマイルドの栄養価とは?
たんぱく質
『シーチキンマイルド』の原材料はかつおで、水煮タイプ・油漬けといった2つのタイプがあります。
水煮タイプ1缶(70g液汁含む)➡カロリーは54kcal、たんぱく質量は12.7g
油漬けタイプ1缶(140g液汁含む)あたりのカロリーは427kcal、たんぱく質量は25.2g
詳しい説明は割愛しますが、1食で摂取したいたんぱく質量は、約20g前後。
なので、シーチキンマイルドであれば、1日1缶程度が目安となります。
(※よくシーチキンを食べる方は)
脂質
水煮タイプ1缶(70g液汁含む)➡脂質量は0.2g
油漬けタイプ1缶(140g液汁含む)あたりでは36.1g
となります。
シーチキンマイルドLのの栄養価とは?
たんぱく質
素材そのままシーチキンLフレークの原料は、きはだまぐろ。
1缶(70g液汁含む)のカロリーは49kcal、たんぱく質は11.7gです。
素材そのままシーチキンLフレークは水煮タイプでヘルシーで、添加物が使われていません。
魚介類は必須アミノ酸がバランスよく含まれていて、良質なたんぱく質です。
カロリーを抑えながら、効率よくたんぱく質を摂取しやすい特徴があります。
食塩相当量
素材そのままシーチキンLフレーク1缶あたりの食塩相当量は0.7g。
成人女性が一日に摂ってよい塩分量(6.5g未満)の約10%に相当する量なのです。
塩分を過剰摂取すると、血圧の上昇のリスクがあります。
シーチキンを料理で使うときは、調味料を控えめを意識して塩分の摂り過ぎは注意しましょう。
今回の結論としては、たんぱく質の面からみると、シーチキンは1日1缶程度が目安。
ただ、栄養素はたんぱく質だけではないので、いつも同じ話になってしまいますが。。。
バランスよくを意識しながら、お食事で上手に活用してもらえたらうれしいです。