【本の紹介】休む技術

週1回のペースで、オススメの本の紹介をしています。
今日ご紹介したいのが『休む技術』という本です。

著者が、西多昌規(にしだまさき)先生といって自治医科大学の精神医学教室で講師をなさってる先生の書かれた本になります。
今回この本を紹介しようと思ったのが、今の時代背景にあります。
このラジオの中で私はよく『自律神経を整える』ことの大切さについてお話していますが、そんな整えるヒントが満載の一冊なんです。

この記事は、音声でもお楽しみいただけます。

もう少しこの本の特徴をイメージしやすくするために『はじめに』の部分に書かれた内容を一部紹介します。

今の社会的な背景として、本来ならば仕事の効率を上げることで労働を軽減し、働く私たちの生活の質を上げるはずの技術革新が、逆に私たちの休日をむしばんでいる事実も軽視できません。
スマホ、タブレットの普及で、どこにいてもメールや電話が可能な時代にですが、そのぶん、仕事からの開放度は低くなってしまいました。
(中略)
これからの時代を生き浮くためには、メンタルを健康に保ち、コモディティ化しないことが求められます。
そのためにいちばん必要な要素は『休暇』だと思います。

(中略)
この本では『休み』が仕事にとっても人生にとってもいかに重要かを、科学的な要素と臨床面からの経験を織り交ぜて、お話しています。
『休みが大事なのはわかっているけど、どうやって取ったらいいかでいつも困っている』という人にも、上手に休む技術やコツとともに、私なりの助言を書いたつもりです。

と、こなんな感じです。

何を隠そう、私もあまり上手に休めないタイプなので(笑)気がつくとたまにパラパラしている一冊になります。

先ほどの『はじめに』の部分を聞いて、あっ私の事かも!!と思ったら。
そして、自分もそうなりそうだなぁ~と予感のある方にも、ぜひ読んで頂きたい一冊です。

そして例によって例のごとく、図書館にもあるかなぁと思います。
もし、図書館になかったり、借りるのではなく購入したいという場合は、こちらのリンクからどうぞ。