たんぱく質不足が健康診断の数値でわかる?

これまでシリーズでお伝えしてきた『たんぱく質について』も今回で最終回。
このシリーズの中では『たんぱく質の大切さ』や『効果的な摂り方』などをお伝えしてきました。

たんぱく質を意識することはとても大切ですが、それよりも重要なことがあります。
それは、あなたの身体は『たんぱく質が足りているのか?』をまず知るということ。

そこで今回は、たんぱく質の状態が把握できる方法についてお話していきます。
たんぱく質の大切さを理解したあなたに、ぜひ聞いて頂きたいお話しになります。
ぜひ最後まで楽しんで聴いて頂けると嬉しいです。

この記事は音声でもお楽しみいただけます。

たんぱく質不足が健康診断の数値でわかる?

私たちが健康に過ごすために、たんぱく質はとても大切な栄養素です。
そして、たんぱく質が足りないと、筋肉が減少し、次のような状態に。

・ボディラインのゆるみ
・血色が悪くなる
・肌、髪、爪などの劣化

見た目には、やつれた(老けた)ように見られてしまいます。

たんぱく質は、生命維持に大切な栄養素なので、必要なところに優先して送られる特徴があります。
なので、髪や爪は後回しになりがちなのです。

また、たんぱく質不足により、外見に現れないこんな不調も。

・風邪を引きやすい
・疲れが取れづらい
・何となくイライラする

たんぱく質が大切なのは分かったけど、足りてるか足りてないか?はどう判断すればいの?
そんな声が聞こえてきそうですね。
実は、健康診断の血液データの数値を確認すると、たんぱく質不足がひと目でわかります。

血液検査の項目で『総たんぱく』こちらの数値は、よく確認されると思います。
でも総タンパク以外物、たんぱく質不足を確認する項目が。
それが『アルブミン』の数値です。
アルブミンは、総たんぱくの約60%を占める需要なたんぱく質です。
具体的な数値基準は、次の通り

◆アルブミンの数値基準

・3.9g/dℓ以上  ➡ 正常
・3.7~3.8g/dℓ ➡ 要注意
・3.6g/dℓ以下  ➡ 異常

このように、血液データの数字を解析すると、足りない栄養素だけでなく、不調の原因も究明することができます。
今回は、たんぱく質の見方をお話しましたが、身体に必要な栄養素はたんぱく質だけではありません。

私たちの身体は、この栄養素だけとっていれば健康になれるというものではありません。

・〇〇を食べて健康に
・高血圧改善するためには〇〇
・冷え性には〇〇が効く

こんな情報があふれる時代ですが、それでも不調に悩む人が減らないのはなぜか?

3万人以上の不調改善をサポートしてきた私のだからこそ、断言します。
自分の身体の栄養バランスを把握していない状態で、身体に良いコト(食事など)をしても、効果がでないことが多い。

あなたに足りない栄養素を確認することが大切。

そのチェックは血液検査のデータがあれば簡単に確認できます。
どうやって確認するか?は、私が毎朝配信しているラジオ番組のメンバーシップに加入頂くと、くわしく知ることができます。
※メンバーシップは2022年12月よりスタート予定