週1回のペースで、オススメの本の紹介をしています。
今日ご紹介したいのが『家庭でできる食品添加物・農薬を落とす方法』という本です。
著者が増尾清(ますおきよし)さんといって東京都消費者センター試験研究室室長を経て現在は食品問題研究家として活動されている方です。
タイトルを聞いただけで、どんなことが書かれているのか?イメージできると思います。
まさにあなたがイメージしているような内容で、難しい言葉は使わずとても分かりやすく方法がまとめられた一冊です。
この記事は、音声でもお楽しみいただけます。
そしてこの本の軸となる考え方が、素晴らしいんです。
どんな風に素晴らしいのか?
『あとがき』の部分を紹介させてもらいます。
この本を書き終えて考えていることは、次の三つです。
一点目は、日本には『安全に食べる知恵』があったということです。
それが本書でまとめた『おばあちゃんの知恵』です。(ここをポイントとするところが素晴らしい)
そしていまこそ、この知恵をもう一度見直すことが必要だと思います。
(中略)
二点目は、みなさんがいつも作り食卓に乗せている料理に不安を感じながら食べていては、せっかくの料理もまずくなってしまいます。
料理はまず、おいしく食べることが第一です。(この考え方も素晴らしい)
そこで、いつの時代になっても、農薬や添加物などの不安を解消できる原理にもとづいた『おばあちゃんの調理方法』を料理に取り入れることで、なるほどこれで不安は解消できると、安心して料理を美味しく食べて頂きたいと考えている。
三点目は、安全でおいしい食づくりは、笑いのない暗い雰囲気の台所や食卓からは、決して生まれないということです。(ここも重要ですね)
常に笑いのある明るい食づくりの努力は惜しまないで欲しいと考えます。
世の中には、努力しても、なかなかそれだけの成果が得られないことも多いのですが、生活は努力すれば必ず報われます。
安全で美味しい食づくりのために、この本が少しでもお役に立てれば幸いです。
こんな内容の1冊になります。
もしご興味あれば、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
そして例によって例のごとく、図書館にもあるかなぁと思います。
もし、図書館になかったり、借りるのではなく購入したいという場合は、こちらのリンク(概要欄のリンク)からどうぞ。