【本の紹介】更年期の処方箋

週1回のペースで、オススメの本の紹介をしています。
今日ご紹介したいのが『更年期の処方箋』という本です。

著者が、松峰寿美(まつみね ひさみ)先生といって、産婦人科のドクター、現在はご自身のクリニックの名誉院長の先生です。
三軒茶屋あおば整体院にも、更年期に関するご相談を数多く頂くのですが。
ここ数年で強く感じているのが、ネットなどで情報収集をする方が増えたなぁ。。。ということ。

そして『先生、こんな風にネットで言っていたのですが、私もそうなのでしょうか?』みたいな質問が、本当に多く。
なかには、えっ。。。そんな風にいっていることがあるんですか?と耳を疑うような内容も。
そこで、今回は松峰先生のこちらの本を紹介しようと思いました。

あとで目次の部分を紹介しますが、こちらの本の素晴らしいのが。
更年期にの仕組みの解説からスタートし、その対処法まで、順序だてて分かりやすいところ。
そして何より、松峰先生のこの一言に共感できる方も多いのでは?と思います。

どんな一言か、というと『はじめに』の部分に、こんなことが書かれています。

そもそも女は一生、女。(ここは先生は、あえてオンナという言葉づかいをされています)
女性ホルモンが出なくなって月経が止まったからと、女でなくなるわけではありません。
むしろ閉経してからが女のみせどころです。
月経にわずらわされることがなくなるこのタイミングを、
あなた自身の生活習慣や衣食住を見直すチャンスにしていただければと思います。

『閉経、どんとこい!』を合言葉にみなさんがイキイキと過ごすお手伝いができたら、
かつて同じように更年期や閉経を経験した女性として、そして、一人の産婦人科医としてこれ以上ない喜びです。

いかがでしょう?不調に悩むあなたも元気になってきませんか。

では、具体的にどんなことが書かれているのか。
目次の部分を紹介しますね。

・第1章:更年期のしくみがわかれば怖くない
・第2章:体と心にどんな不調が起こるのか
・第3章:デリケートゾーンを大事にする
・第4章:骨盤底筋と骨を強くする
・第5章:更年期の気持ちの整え方
・第6章:更年期症状の治療法とセルフケア
・第7章:腸を大切にしてQOLを維持しよう

この話をお聴きになり、興味がわきましたら、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

そして例によって例のごとく、図書館にもあるかなぁと思います。
もし、図書館になかったり、借りるのではなく購入したいという場合は、こちらのリンクからどうぞ。