週1回のペースで、オススメの本の紹介をしています。
今日ご紹介したいのが『長生き食事術』という本です。
著者が、麻生れいみ(あそうれいみ)さんといって、企業さん向けの栄養指導や料理研究もおこなっている管理栄養士さんです。
ダイエットについては、ご自身が痩せた経験をもとに、これまで6,000人以上の方に指導した実績をお持ちです。
今回こちらの本を紹介したいと思った理由が、栄養の基礎知識もさることながら、実践的なお話しも掲載されているから。
どんな内容か?は、のちほどくわしく説明しますね。
さらにこの本の『はじめに』の部分に書かれているこんな言葉に、私が強く共感しみなさんにも読んで頂きたいなと。
どんな言葉かというと。
明日の健康を手に入れたい。未来の病気のリスクを減らしたい。
そう思うのなら、真っ先に食事の見直しをしてみるべき。
食事こそが健康なカラダの土台を作っているからです。
健康のためにカラダを動かすことも重要ですが、運動を続けるのは容易ではありません。
運動が続けられたとしても、週に2~3回が平均的なペースでしょう。
その点、食事は誰でも1日3回は食べています。
がんばって週2~3回の運動に励むより、日々3回食べている食事を変える方が健康へのインパクトははるかに大きいのです。
この内容って、私がいつも患者さんにお伝えしていることなんですよね(笑)
この記事は、音声でもお楽しみいただけます。
もう少しこの本の特徴をイメージしやすくするために『目次』を紹介します。
・第一章:5年後、10年後の健康のベースを作る
・第二章:食事の基本
・第三章:たんぱく質と脂質との付き合い方
・第四章:シーン別・食事マネジメント術(ここは多くの方に読んで頂きたい)
・コンビニでの食事の組み立て方
・ファミレスでは、ハンバーグではなくステーキを
・ハンバーガーチェーン店でのねらい目
・超カンタン自炊術
・自然災害に備えてストックしておきたいもの
・第五章:糖質過多が万病を招く
・第六章:新・栄養ピラミッド
と、こなんな感じです。
そしてダイエットが得意な方なので『糖質オフ』がメインの考え方の方です。
(個人的には、糖質がすべて悪だとは思いませんが。。。)
あと、ちょっと教科書的な文章なので、一気に読もうとすると、人によっては疲れてしまうかもです。
なので、第四章を中心に読んでいただくのも、よいかもしれません。
そして例によって例のごとく、図書館にもあるかなぁと思います。
もし、図書館になかったり、借りるのではなく購入したいという場合は、こちらのリンクからどうぞ。