三軒茶屋あおば整体院で患者さんと睡眠の話をしていると、こんな声を耳にします。
『平日は睡眠時間が短いですが、休日の寝だめで補ってます』
私も忙しいサラリーマンを経験していたので、気持ちはよくわかるのですが。。。
これでは、睡眠不足は解消されないばかりか、疲れもとれません。
今日は、その理由についてくわしくお話していきます。
ぜひ最後まで楽しんで聴いて頂けると嬉しいです。
この記事は、音声でもお楽しみ頂けます。
寝だめで疲れが解消できない理由
寝るのが大好きで、寝ねるならいつまでも寝ていたい。
たまにそんな方がいらっしゃいます。
でもその状態、もしかしたら慢性的な睡眠不足かもしれません。
いくら寝るのが好きといっても、人間の身体は半永久的に眠れるようには出来ていません。
例えば、あなたが夜1時に寝て朝7時に起きる生活リズムだったとします。
この場合、睡眠時間は1日6時間。
もしあなたが7時間の睡眠を必要とする身体であれば、毎日1時間の睡眠不足となります。
こうなると、いつも寝たいと感じて当然だと思います。
今風の言葉で表現するなら『睡眠負債がたまった状態』です。
さらに睡眠にとって大切な23時~3時の時間帯の半分しか寝れていない状態なので。
当然、身体の機能の修復も完全でなく、疲れがたまりやすくなります。
この状態で、休日の昼間に寝だめをしたとしても。。。。
身体の機能を修復する作業は夜(23時~3時)に行われるため
疲れが解消されることはありません。
反対に、昼間寝てしまったせいで、夜眠れないなど、身体のリズムが崩れてしまう事も。
寝だめしたくなるほどの身体というのは。
寝だめしなくてはならないほど、睡眠が足りていないことが問題なのです。
あなたがもし『疲れて、どうしおもない』という悩みがあるのなら。
休日の寝だめではなく、平日の睡眠時間を改善する工夫をつよくオススメします。