中高年になると、なぜ体型が変わるのか

40代以降くらいになるとこんな会話が日常的に。
『お前、最近お腹周り気になってこないか?』
年齢を重ねると、多くの方の体型に変化が。
でも中には、全然かわらないという方も。

この違いはどこから来るのでしょう?
そしてなぜ体型が変わってしまうのか?

今日はこの秘密について、分かりやすくお話します。
ぜひ最後まで聴いて頂けると嬉しいです。

この記事は、音声でもお楽しみいただけます。

年齢と共に体型が変わる秘密

とても悲しい現実ですが、年齢を重ねると体型は変わります。
その原因は、年齢ともに筋肉が減るからです。

また、筋肉が減ると基礎代謝も落ちてしまうので、若い頃と同じように食べてれば太るのは当然なんです。
さらに、筋肉のバランスが悪くなって姿勢も悪くなり身体に歪みも。

ではなぜ、筋肉は年齢とともに減ってしまうのでしょうか?
筋肉は成長期には何もしないでも増え続けます。
そして40歳を過ぎたころから徐々に減り始め、60歳を超えると減少スピードが加速。

その原因は、年齢を重ねると筋肉合成の反応が低くなってしまうから。
なので、若い頃と同じ量のたんぱく質摂取量では不足してしまうのです。

年齢を重ねれば重ねるほど、より多くのたんぱく質を摂取しなければ、筋肉合成のバランスを維持できないのです。

特に女性の場合は、筋肉の分解をおさえるホルモンの分泌量が40歳~50歳ころに減少するので、さらに筋肉が減り続けます。

筋トレなどの運動だけでは、筋肉量を維持するのは困難。
なので、食事と運動の二本立てでの対策が大切になります。