私たちが健康に過ごすために欠かせないのが『ホルモン』です。
実はホルモンは、たんぱく質で出来ているんです。
たんぱく質でホルモンが作られるなんて、ご存じでしたか?
今日はその仕組みについて、くわしくお話ししていきます。
ぜひ最後まで楽しんで聴いて頂けると嬉しいです。
この記事は、音声でもお楽しみいただけます。
ホルモンの原料は、たんぱく質
あなたも良く耳にすることもあるこんな名称。
・女性ホルモン
・成長ホルモン
・男性ホルモン
この『ホルモン』とは、どんなものなんでしょう?
ホルモンとは、身体の健康を維持するために働く化学物質のこと。
ちょっと分かりづらい表現だと思うので、簡単に言うと『身体の機能がスムーズに働く潤滑油のようなもの』です。
このホルモンは、身体の色々な器官でつくられ、その数なんと100種類以上も。
そして100種類のなかには、たんぱく質でできているホルモンが数多くあります。
100種類以上あるホルモンは、大きく3種類に分けられます。
・ペプチドホルモン
・脂質ホルモン
・アミノ酸誘導体ホルモン
このうち、たんぱく質が大きく関係するのがペプチドホルモンです。
・成長ホルモン
・インスリン
など、多くのホルモンがペプチドホルモンにあたります。
ちなみに男性ホルモンや女性ホルモンは、脂質ホルモンです。
そして、たんぱく質が不足すると、ペプチドホルモンに影響が出るのですが、実は影響はペプチドホルモンだけではないのです。
これは、ホルモン全体の合成や分解には、たんぱく質の代謝が正常に行われている必要があるから。
ホルモンバランスを整えるためには、たんぱく質の摂取を意識したいですね。