『健康のために野菜を食べる』こんな意識をお持ちの方は多いです。
実際わたしもラジオの中で、野菜は良いとお伝えしています。
医学的そして栄養学的にも間違いない事実なのですが。。。
少し気をつけて欲しいポイントがあります。
今日は、野菜に隠れたワナについてお話します。
ぜひ最後まで楽しんで聴いて頂けると嬉しいです。
この記事は音声でもお楽しみ頂けます。
山盛りサラダより小鉢のおひたしがオススメな理由
食物繊維やビタミン不足を補うため
生野菜(サラダ)を食べるとお言う方は多いです。
しかし、野菜をたくさん摂るのであれば、私は生野菜より、おひたしをオススメします。
理由は、こまかいものも含めると、数多くあるのですが。
一番の理由は、生野菜は胃腸を冷やしてしまうからです。
三軒茶屋あおば整体院で健康のために野菜を食べているという方のお話を聞いていると。
毎朝そして毎食のようにサラダを食べている方が、非常に多いです。
これでは、胃腸がいつも冷え切った状態のまま。
身体の中心部分になり胃腸は、身体の中でも特に温かい場所です。
なので、冷えることを非常に嫌う臓器なのです。
そして、冷えすぎると消化不良を起こしやすくなります。
その点、おひたしであれば加熱されてるので、胃腸を極端に冷やしません。
という話をすると、こんなことを心配される患者さんも多いです。
『先生、加熱することによって栄養が壊れてしまいませんか?』
たしかに加熱によって壊れる栄養素はあります。
しかし、壊れても栄養成分はゼロにはなりません。
反対に加熱した方が、野菜のかさが減り量をたくさん食べれるメリットも。
また、生野菜の状態だと、よく噛んで食べたとしても十分に吸収されません。
生の野菜の細胞壁は、かなり硬いので壊れにくいのです。
でも、加熱することによって細胞壁がやわらかくなり、栄養素を吸収しやすくなります。
このような理由で、おひたしには次の2つの大きなメリットが。
・量をたくさん食べられる
・消化がしやすいので栄養も吸収しやすい
と、ここまで聞いても『調理が面倒』という方もいらっしゃるでしょう。
もし、小鉢のおひたしが面倒という方は、おみそ汁の中に、切った野菜を全部入れちゃってください。
これなら、味噌に含まれる大豆(たんぱく質)も一緒に摂れるので、一石二鳥となりますよ。